陶芸と地域づくり

会社を辞めて、陶芸をはじめるために、京都の職業訓練校に通う人のブログです。

入校式の祝辞にて、訓練校の京都府における位置づけについて話していた件。

先日、私が通う職業訓練校の入校式が行われました。

前にブログでも書きましたが、職業訓練校の入校式って、高校等の入学式みたいにたくさんの関係者の方から祝辞をいただくんです。

 

tougei-chiiki.hatenablog.jp

 

まだまだ子供だった高校生の頃は、式典の祝辞なんて退屈で退屈で仕方がなかったのですが、大人になるとその大切さに気付きます。

 

校長や都道府県知事、議会委員、商工会等々の各関係団体のトップの方が、「訓練校をどのような位置づけとして考えていて、私たちにどのようなことを求めているのか」を直々に教えてくれるわけですね。

ちょっと噛み砕くと、「こういうことに意識しとくと社会に求められている人材になれて、もしかすると手厚いサポートも受けれるかもよ」って教えてもらえるわけです。

さらに言えば、直々というのもいいですよね。ネットでこういった情報を探すと、「ソースは?」ってなって、なかなか正確で新鮮な情報に辿り着けませんから。

 

そして、私はブログ名の通り、陶芸の他に「地域づくり」もテーマとして挙げています。まだ、京都に引っ越してきて2週間も経っていませんので、京都の政策や訓練校に何を求めているか等を何も知りません。

 

ということで、今回は祝辞で語られた内容で地域づくりに関わりそうな内容をまとめてみて、それを踏まえて職業訓練の中でどのようなことを意識してみると良いかを、ちょこっと考察してみたいと思います。

 

 

 

祝辞の中で気になった内容

府民躍動 雇用応援☆夢プラン

こちらの計画が令和3年度に策定されたとのこと。京都府では人材育成に力を入れているという文脈で述べられました。

計画について掲載されているページはこちら↓

www.pref.kyoto.jp

 

この計画には雇用について様々な施策が掲載されているので、その中で職業訓練校に関連すると思われる部分のみ抜粋します。

 

図は府民躍動 雇用応援★夢プラン P12より抜粋

↑3ポツ目などモロに書いていますが、いっそうの機能充実が計画に書かれていますね。実は入ってから知ったのですが、訓練校では一人一台タブレットが貸与されるそうです。そういったのもこの計画(もしくは前の計画)のおかげかもしれませんね。

 

府民躍動 雇用応援★夢プラン P12より抜粋

↑ここは、あんまり言えることはないですね。私の勉強不足かもしれませんが。

産業、国・都道府県、そして訓練校等の学校の連携に期待です。

府民躍動 雇用応援★夢プラン P12より抜粋

↑1ポツ目は特に気になりますね。残念ながら同名の支援事業は見つけることができませんでしたが、京都府ホームページでは、「京焼・清水焼」を含む伝統産業には多数の補助金が準備されているようですね。

恐らく「京都府伝統産業未来構築事業補助金」が雇用応援★夢プランに書かれている支援事業に近しい事業ではないでしょうか?

www.city.kyoto.lg.jp

 

 

文化庁の移転

これは、私は不勉強なため、まだ消化しきれていません。。

祝辞の中では「文化庁の移転により清水焼等の伝統産業が活性化するのでは」みたいな文脈だったと思います(間違ってたらほんと、すみません!個人ブログの雑記なもので、情報の真偽は担保できません。。)

今現時点の知識としていえることは、国の機関ですので直接的に京焼・清水焼の活性化を行う施策が出されることはないのではないでしょうか。

ただ、京都が文化の中心として公的に認められたとも考えられるので、そういった位置づけが何か効いてくるんでしょうか。。?

ふわふわとしていてごめんなさい!この辺りはまた詳しく分かってきたらブログで考察してみてもいいかもですね。私が理解できるかは不明ですが。。

 

今後の訓練で意識してみたいこと

「雇用応援★夢プラン」では、直接的に私の通う職業訓練校について言及されていました。「時代に応じた新たな技術・技法も取り入れ、未来の京都の伝統産業を支える人材を育成するための機能を充実」とありましたが、例えばICT等を講義に積極的に利用したりなど変化があるかもしれませんね。

逆に教えられる側の私たちも、ただ受け身になるのではなく、あらゆる手段を用いて積極的に学びを得ても良いかなと思いました。今の若い人たちyoutubeinstagramtiktok等からたくさんの情報を得ていると聞きます。既存の本やネットサーフィンはもちろん、幅広い媒体を用いてどんどん情報を得ていきたいと思います(私は初心者なので特に!)。

 

また、京都府では伝統産業の活性化を図るために様々な補助金が準備されていることもわかりました。これは、仮に京都府内で窯業に関する職に就いた際、もしかしたら活用できるかもしれません。どんな支援メニューがあるか良く確認しておこうと思います。