陶芸と地域づくり

会社を辞めて、陶芸をはじめるために、京都の職業訓練校に通う人のブログです。

入校試験の対策について(面接編)

※今回の記事は、前回の記事(筆記試験・デッサン編)の続きとなります。筆記試験やデッサンの対策について知りたい人は、前回の記事をご覧ください。

tougei-chiiki.hatenablog.jp

 

ゴールデンウィーク明け、ついに今日から訓練再開です。しかし、休み=ブランクです。なかなかうまくいきません。。

が!ブルーになる話はさておき、前回に引き続き、京都府立陶工高等技術専門校(以下、陶工専門校)の入校試験対策についてまとめていきます。

訓練の記事は明るい話題があるときに書きますね!

 

【面接の流れ】

陶工専門校の入校試験について、面接の当日の流れは次の通りです。

  1. A3サイズの面接用紙に記入(筆記試験より前に書きます)
  2. 各コースごとに面接(待ち時間は試験会場で待機)
  3. 終了した人から順に帰宅

 

【面接の概要】

1.面接用紙の記入

面接にあたっては先にA3サイズの面接シートにいろいろと記入し、面接前に提出しました。実際の面接ではこのシートの内容と事前に提出した願書の内容をもとに質問されました。

記憶があいまいな部分もあるので、完全には網羅していないかもしれないですが、面接シートで記入が求められた項目は、概ね次の通りでした。

  • 志望理由
  • 訓練校卒業の進路をどのように考えているか
  • 陶芸の経験の有無
  • オープンキャンパスへの参加の有無
  • 窯業の一般的な収入はどれぐらいと考えているか
  • 清水焼について知っていることを書け

志望理由などの基本的な項目については各々の思うとおりに書いていただければと思います。ただ気になる項目もあります。「陶芸の経験の有無」や「オープンキャンパスへの参加の有無」等は必ずしも有ったほうが合格しやすいというわけではないと思います。が、無い場合は、理由を聞かれるかもしれませんね。

ちなみに私はオープンキャンパスは参加していましたが、陶芸経験の有無は「無し」と回答していました。ですが、実はオープンキャンパスで生まれて初めて陶芸体験(ロクロ体験)をしていたので、そのエピソードを面接にて話しました(陶芸体験は陶芸経験に含めていいらしいです)。

それから、「窯業の一般的な収入はどれぐらいと考えているか」「清水焼について知っていることを書け」という項目については、知らないと何も書けないので注意が必要かと思います。

あと、面接シートの記入時間は40分ぐらいだったと思います。意外と時間が短かった記憶があります。

 

2.面接

面接は、各コースごとに、受験番号順で実施されます。昨年は受験者数が非常に多かったため受験番号が後半の人は2時間以上待つ場合もあります。あまりにも時間が空く場合は、一度外に出ても良いとアナウンスされますが、陶工専門校の周辺にはお店が少ないので、なかなか時間をつぶすのも難しいかもしれません。何か時間をつぶすための手段を用意しておいてもいいかもしれませんね。

面接を待つ際に、私が1点後悔したのは、事前に記入した面接シートは回収されてしまうため、面接前に見返すことができないことです。ですので、事前に大体の内容をメモか何かに書いておくことをお勧めします(当日は確か、スマートフォン等を取り出すことはできなかったような気がします。)併せて、面接での質問対策としていくつか回答例などを考えておくとより安心かもしれませんね。

そして、実際の面接ですが、私は面接シートの内容を会話形式で深掘りしていく形で進んでいきました。ただ、こればかりは必ず「コレ」が聞かれるということは断言できません。周りの生徒の話を聞いていると、人によって聞かれていることは若干違うように感じます。推察の限りですが、やはりその人の経歴等を踏まえて「本当に陶芸を続けていくのか」と疑問に感じる点はしっかりと聞いていくのだと思います(私の場合は全くの別業種から陶芸なので、志望理由はみっちりと聞かれた気がします)。

 

3.終了後、帰宅

13時~面接が開始され、私は14時過ぎぐらいに面接となりました。面接が終わり京都駅に辿り着いたのは15時頃でした。人によっては、もっと遅くなったりするかと思いますので、遠方から受験する人は飛行機・新幹線等の時間はお気を付けください。

 

【さいごに】

陶工専門校は「職業訓練校」であるので、「なぜ入校して、その後どういう風に働きたいのか」についてはしっかりと答えることができるように準備が必要だと思います。入校試験の中では面接が特に比重が大きいとかんがえられますので、入念に準備をして臨むことをお勧めします。