陶芸と地域づくり

会社を辞めて、陶芸をはじめるために、京都の職業訓練校に通う人のブログです。

ロクロが楽しくて仕方ない。

良いニュースと悪いニュースがあります。悪いニュースをあとに残すと、このブログの記事を書き終わった後、その後味が悪くなってしまいます。ですので先に悪いニュースから書いてしまいたいと思います。

 

悪いニュースは、訓練のスケジュール的に、4月中での終了が良いとされる「土取り」という作業。これが4月中で終わるかどうか微妙です。やはりコロナでのお休みは非常に後をひきます。ある意味、後遺症が残るよりもタチが悪いかも。

私が1番いやだなぁと思っているのは、4月が終わるとすぐにゴールデンウィークに入ってしまうことです。訓練校は京都府の施設になりますので、休日に勝手に入って練習などはできなくなっています。ですので、「土取り」をしっかりと終えずに長期休暇に入ってしまうと、途中までつかんでいた感覚を忘れてしまいそうです。それだけは何とか避けたいところ。できれば4月中、最悪の最悪で5月1、2日までに終えることができるように何とか頑張っていきたいと思います。

 

さて、じゃあ良いニュースは何かというと、タイトルの通りロクロ作業が楽しくて仕方ないことです。そもそも粘土を触って土を揉んでいた時点でも十分楽しかったのですが、ロクロの前に座ると楽しさは段違いです。

何が1番楽しいかというと、黙々と繰り返し繰り返し、やり方を修正しながらロクロをひくことが楽しいです。私は昔から単純作業に没頭するのが好きです。社会人時代はアンケート調査とかの元データを整理してグラフ化するような雑用が意外と好きでした(体力的にはしんどかったから二度としたくないけども)。もちろんロクロをひくことは決して単純で簡単な作業ではないのですが、身体に動きを覚えこませるように繰り返し繰り返し作業するのは楽しいですね。

その人の、気質の合う・合わないはいろいろだと思います。必ずしも気質の合うことばかりをずっと続けていけるかというと、そうとは限りません。結局、運に左右されますよね。そんな中で、楽しくて仕方ないことと向き合うことができることはすごく幸運なことだと思います。

 

まぁ、、お金が絡むとまたちょっと別の話になりまして、恐らく向こう何年間かずっと貧乏な生活となるかと思います。窯業はお給料良くないので。楽しさはお給料と直結しないということですね。