陶芸と地域づくり

会社を辞めて、陶芸をはじめるために、京都の職業訓練校に通う人のブログです。

仕事の段取りの話。

訓練以外の作業が色々と入ってきて、今週あんまり作業が進みませんでした。

今週の訓練は、なかなか思うように進まない日でした。作業としては相変わらず「小煎茶碗」を作り続けています。合計で80個も作らなければいけません。この1週間で20個しか作ることができませんでしたのでー、なかなか終わんないです。。

ただ、持てる時間全てを使って20個しか作れなかったわけではありません。座学の講義や釉薬の講義、その他雑務等々でなかなかまとまった時間を作ることができませんでした。

その際言われたのが、仕事の段取りをつけることです。焼き物をやっていく中で様々な雑務が舞い込んでくるのは当然のこと。その中で、納期に向けてロクロを挽き、適度に乾燥させて削って、焼いて、、、と段取り良く作業を進めていく必要があるとのことです。

これって、恐らくすべての仕事において必要になる技術かと思います。私の前職でも、大量のメールや先輩社員から突然頼まれる仕事等で思うように仕事が進まず、期限ぎりぎり…。なんて良くあることでした。

そして、この段取りをつける作業、めちゃくちゃ苦手な分野でもあります。計画を考えるまでは良いのですが、ちょっとこだわってしまったり考え込んでしまうような性格なので、計画通りに進まないことがほとんどなのです。でも、対策は明確です。ここまでに絶対にここまでやっておかないといけないという「デッドライン」をきちんと引いておくことです。前職の時は忙しくてきちんと予定を立てる余裕がなかったのですが、今はある程度時間に余裕があるので、デッドラインを含め段取りをつける練習もやってみようと思います。

 

デッドラインを挽くためにやること。

「デッドライン」をつけるためには、その週、その日にいくつ器を挽くか等、目標が明確である必要がありますね。個人的には今やっている「小煎茶碗」は来週いっぱいで終わらせたいですね。。ということは、残り45個程度は挽く必要がありますので「5日間で45個、小煎茶碗を製作する」ことが必要です。

次週5日間のうち、木曜、金曜日の2日間は乾燥した器を削って形を整えたいので、月・火・水曜日の3日間で45個。つまり1日15個。訓練は1日でおおよそ5時間なので、1時間で3つはロクロで挽く必要がありそうですね。普通の人なら余裕ですが、私はロクロ挽くのが遅いのでちょいキビです。というわけで「1時間当たり3つロクロを挽く」というのがデッドラインです。

 

確実に段取りをつけるために。

デッドラインを引けたので、そこを守って仕事を進めればいいのですが、次週も色々と雑務が入ってくる可能性も無きにしもあらずです。

というわけで、細かく予定を変更できるようにスケジュールをつけれると良いですよね。個人的に気に入っているのは、スマホアプリで24時間の円グラフで予定を管理できるスケジュール帳です。「一日予定表」みたいな名前だったと思います。

これは「24時間のうち、この時間でこれをする」というのが一目でわかるので、私のような、いろんなことを後回しにしてしまいがちな適当人間でも感覚的に「あ、急がないとやばいかも」というのがわかりやすいです。それから、必須の予定を埋めていくと、自然と空き時間が浮き彫りになる点も気に入っています。

とりあえずざっくりとアプリに入力してみたので、雑務が入ってきたときは少しずつ段取りを調整していこうと思います。目指せ次週、小煎茶碗終了!