令和5年度の入校者内訳を実際の入校者が見た感想。
最近、私が通っている訓練校のホームページが更新され、令和5年度の入校者内訳が掲載されていました。正直、表に書いてあることでその通りなのですが、せっかくなので入校している立場として内訳を見ていこうと思います。
個人ブログなのでただ客観的に分析するだけでなくて、個人の感想(実際の印象こんな感じとか)も合わせて書いていければと思います。なお、絵付デザインコースについては教室が違うのであんまり現状がわかりませんので、ちょこっと触れるぐらいにしますね。
【令和5年度の訓練生入校状況】
要約
- 昨年に比べて応募者数は増加。特に応用コースは大人気ですが、基礎コースのほうが応募者数の増加率が高いので、いつか高倍率になる日が来るかもしれませんね。
- 成形科については昨年度と比較して男性の数が増えています。そういう時代でしょうか。ちなみに実際の教室では男性の少数派感はあまり感じません。
- 入校者の年齢はおそらく22~26歳の方々が最も多いと思います。私の見立てですが。次いで多分ですが27~30歳が多いと思います。あと、基礎コースは定員ほぼぴったりなのに対して20~29歳がかなり多いので、時代を感じるなーと思います。
分析と感想
定員、応募者数について
成形科の基礎コースでは定員20名に対して、応募者数は21名となっています。倍率は1.1倍(四捨五入しなければ1.05倍)となっていますが、よく見てみると合格者数は21名となっています。最終的に1名辞退者が出たようですね。結果的に入校を希望した人全員が入校することができたことになります。(けっこう頑張って試験対策したのに…)ただ、昨年度と比較すると、昨年度17人に対し、令和5年度21人と1.23倍に増加しています。
成形科の応用コースでは定員10名に対して、応募者数は28名…28?!多すぎでは?恐らくなのですが、1次募集で残念ながら不合格だった人が2次募集に再度応募しているパターンもあるでしょうが。。昨年度と比較すると、昨年度25人に対し、令和5年度28人と1.12倍に増加しています。
さて、成形科では基礎コース、応用コースともに応募者数が増加しています。ちなみに絵付デザイン科も応募者数が増加していますね。応用コースは募集倍率が2.8倍とめちゃくちゃ大人気ですね。さすがです。ただ基礎コースも応募者数の増加率は、昨年と比較して1.23倍となかなか人気が高まっているように見えます。今後はもしかすると、応用コース同様狭き門になるかもしれませんね。
実際のところ、私はオープンキャンパスへの参加と1次試験の受験をしていますが、どちらも会場は満員(多分60人ぐらいは座れるのでは?)。訓練校への関心の高さがうかがえるかと思います。
男女比について
全体的には男性12人に対して、女性28人。昨年度と比較しても大きく比率は変わりません。ただ、成形科のみに注目すると、基礎コース応用コース共に男性の人数は昨年と比較して増加しています。もしかするとそういう時代なのかもしれませんね。男女ともにいろんなことに思い切って挑戦する人が増えたのでしょうか。
ちなみに、分析とは関係ないですが、成形科の訓練は応用コース基礎コース一緒に受講するので、教室の男女比は12人:18人、2:3です。
年齢の分布について
何れのコースも、20~29歳が多いようですね。しかし年齢のスパンが幅広です。私の見た印象では、大学卒業後の22歳~社会人3年目ぐらいの25・26歳ぐらいの人が最も多いように感じます。次いで27~30歳ぐらいだと思います。
しかし、基礎コースについては、定員ほぼぴったりなのに20~29歳がほんとに多いですね。かなりやる気に満ちあふれた若い人が多いということですかね。あとは、訓練校の情報がなかなか見つけづらいので、積極的に情報を収集できる人が多い世代が20~29歳なのかもしれませんね。
入校者の出身地域について
何れのコースも、京都府外からの入校者が多いです。が、これは都道府県が運営する陶芸に関する職業訓練校が全国に2か所しかないので、全国から人が集まるのは当然かと思います。私も京都府外ですし。
さいごに
表で十分に説明されているので、私が新たに出せる情報ほとんどなかったですね。。
でも、数字で見ると応用コースの大人気具合が面白かったり、基礎コースについてはあんなにしっかりと試験勉強しなくても良かったのではとちょっとショックだったり、、総じて興味深かったですね。
できれば、昨年度以前の数値も見れるともっと分析できるし参考になると思うんですけど、、訓練コースも時々アップデートされたりしているのでなかなか難しいですかね。